MY LITTLE LOVER「PRESENTS」

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久々に洗車した。平日ということもあり、客は私だけ。洗車場のコンクリートも乾ききって先客もないご様子。こんながらがらな洗車場なんてしばらくお目にかかってないぜ(昔、夜勤明けに洗車してた頃以来)それにしても、もう十年ちかく乗ってる車ですが、ボロボロですよ。ここまでボロボロだともう、手だてとか考えなくなりますね。はしりゃいい。ヘッドライトはすぐ点かなくなるし、クーラーはだいぶ前から不調です。今度の車検でクーラー以外の部分はてっててきに見て貰おうと思う。ワックス半分くらい終わった頃に若者が二人で洗車にやってきた。来るなりトップを脱いで開放的に洗車を開始。あ~あ。この若者がデブだったらよかったのになぁ~、デブじゃなくても中肉、ぽちゃでもとにかくガリ以外ならなんでもいいなんて思いながら塗ったワックスをこそぎ落として洗車場を後にしました。
 マイ・リトルラバーのセカンドアルバム「プレゼント」なんですが、なんといいますが、ファーストとサードの影にかくれてやや精細の無いアルバムだったような印象しかなかったのですけど、聞き直してみると淡々とした中になかなかいいものがあるもんですね。ベストトラックは「My sweet load」と「Yes~free flower」でしょうね。「シャッフル」なんかは出た当時も感じていたんだけど、ホーンアレンジの音が全部打ち込みで凄く安い感じがして嫌でした。小林武史はてっててきに生音にこだわる時と辺に打ち込みに偏る時があって、後者のものは未だに違和感あるなぁ。このアルバムも三割くらい後者のものが紛れていて、その辺は飛ばして聞くことになります。だけど全体としてさすがに音の仕立てはいいし、やや疲れ気味な歌詞もいいですね。この疲れ気味路線はサードの「ニュー・アドベンチャー」で更に逃避に進展するわけですが、サードは出た当時に凄く聞きまくったので今余り聴こうと思わない。夏の終わりのだんだん影が伸びていく感じ、黄昏の火照りみたいなのを感じられるいいアルバムですよ。