ジェフ・ウェイン「宇宙戦争」



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私、このレコード全く知らなかったわ。78年頃リリースで当時全世界で1300万枚を売ったそうだからかなりのヒットよね。内容も悪くないのよ。たぶん、当時日本でのプロモーションが全く行われなかったか、誰も拾わなかったか、評価されなかったんでしょうね(日本でね)。私もいい加減、かなりの枚数のレコードを見てきたけど、一度もお目にかからなかったのだから、日本にそれほど入ってこなかったんでしょう。ミュージカルってジャケに書いてあるけど、分類でいうと、ジョークレコード、企画もの、モンド、ノベルティ的なもののすごい大がかりな感じの内容。二枚組で90分越え。2005年にSACDで復刻されてその時は日本版もリリースされてます。火星人に侵略される地球がテーマなんです。曲は、ある一つのテーマ(フレーズ)があり、それを軸として全体が組曲調に連なっている感じで(繰り返しになっていて)、いろんな電子音を交えながらプログレシブ、クラシカル、でいて以外とシンプルなリズム隊がこぎみよく展開を繋いでいきます。ジョークレコード、ノベルティ的と言った理由は、子供が聞いても楽しめるような内容になっているから。小難しさはない。映画的な内容です。だけど、78年に子供が聞いたらそれなりに怖かったでしょうね。今聞けば今の感覚で聞けるけど。仮に当時「非ロック」かつ「子供向け」のアイテムと解釈されて「英語だから」という理由で日本で広まらなかったとしたら、日本の音楽ライターのセンスもたかが知れてるわね。でもそんな理由で1300万枚売れた世界的ヒット作という既成事実をスルーできたりするものなのかしら?とも思う。それが文化の違い?こんな電子音、子供は大好きよね。子供の認識としては「変なレコード」ってのになるのだろうけど。確かに子供に買って与えるにはハードル高いか。二枚組で英語って。もしかして当時のオカルト、ムー、SF界隈では売れてたりしたのかしら?気になるわ。






宇宙戦争
ジェフ・ウェイン
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