今日は一日AOR三昧

なんだかんだでずっときいていた。
http://www.nhk.or.jp/zanmai/index.html
AORってもっと狭いジャンルのものかと思っていたら多岐に渡って
ジャズ寄り、フュージョン寄り、ロック寄り、ソウル寄り、R&B寄り・・・・・云々、全部絡めておおよそAORって呼んじゃっていいみたいだな。なのでワンアーティストでAORってくくらなくても、この人のこの曲はAORって感じでその辺の線引きは自由みたい。
でも一つ、括弧として存在する事実は、AORって9割強ボーカルが男ってこと。女性ボーカルのAORってほとんど無い。もしかしてこのジャンルの音に女性ボーカルが乗るとジャンルが変わってしまうからかもしれないけれども、AOR=男性ボーカルと思って間違いはないだろう。
日本で一番AOR的手法で大成したミュージシャンって松田聖子なんだろうな。「小麦色のマーメイド」なんかはブレ無くAORだし、聖子ちゃんの曲で鳴っているギターってAOR以外ありえないしな。安全地帯とかオメガトライブAORで問題ないんだろうけど。聖子ちゃんの一時のAOR本気度には劣るようなきもする。だけど大手をふるって「ジャパニーズAOR」とか名乗ってるミュージシャンって居ないよね。
かといってキリンジなんかをそう呼んでしまうとどうにも申し訳ない様な気もする。
AORってレベルの高いのと中庸との振り幅が広すぎる。ほとんどは中庸、もしくはそれ以下。ってそれはこのジャンルに限った話でもないか。みんなどこをもって良しとしているかだよな。要するにほとんどのAORはひねりもなんにもないってことなんだけど。

松本和也アナ休養中はハードロック・ヘビメタ三昧はお預けかなぁ。のど自慢とちがって代わりがいないものな。


昨日のラジオのOPトーク菊地成孔が「名盤でしょパールピアスユーミン」って言ってたよ。