バッテリー

靴を潰したのでだいぶ前に買って気に入らなかった靴を渋々履いているのだけど、そうこうしていたら案の定靴ズレした。きにいらない上に刃向かうなんてひどい靴だ。こういう靴に限ってなかなか潰れないのだ。ほんと世の中上手くできてない。
試験も終わったし夜半の寒さも和らいだので夜歩きを再開している。三ヶ月ぶりくらいに歩く公園は何が変わったって太陽発電の街灯が復活していた。ここ数年長らく点っているのを見た事がないこの太陽発電の街灯がこうこうと点っている。そもそもこの公園は街灯を八時くらいで消灯していたのだけど、夜間ジョギングする人などを考慮してかジョギングコースにライトを増設、消灯時間も現在は11時半まで延長している。消灯後活躍するのがこの太陽発電の街灯なのだが、街灯の消灯が深夜まで延長したことで役目は終えた様に思っていたのだけど、復活していた。しかも公園を巡ってみると全てが全て復活しているわけでなく、未だ切れたままの街灯も見受けられる。コースから著しく離れた街灯、死角にある街灯はそのままだ。公園全体で12本あるうち四本が消灯状態。そんなにバッテリーが高いのだろうか。ならば引っこ抜いてもっと有効な場所に移せばいいのに。もったいない。そもそものこの太陽発電の街灯の配置をよくよく見てみると公園全体の大きさを把握できる様な大きな配置になっている。だが、現在木も茂ってその当時と多少配置も変わったか公園のどの位置からもこの街灯を全て確認できる場所はもう無い。でもこの街灯、光っているとは言っても光量が弱く街灯のほんの足もとしか照らせないので照明にはならない。だから道の脇にあったところでたいした役目は望めない。私の想像する公園全体の広さを夜間でも確認するための街灯だとすると、全部光っていない事にはこの街灯の存在意味がまるでないと言って差し支えないのだが本当のところはどうなのだろうか?そもそも全部消えていた時期さえあるのだからそんな意味はいまさらどうでもいいのだろうが。