経る時

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コオロギがたった今逝かれた。
傷んだキュウリの菌糸がコオロギに伸びてしまったようでキュウリをどけた時には触角を痙攣して体はもう硬直状態だった。先月終わりに童貞コオロギが死に、今日死んだのが先月終盤に拾った触覚が片方ないコオロギだ。いつもは餌にキャベツをあげていたのだが、たまたまサラダで余ったキュウリがあったのでそれをあげたのがいけなかった。傷みずらいキャベツに比べキュウリは足が早かった。それに老年のコオロギの免疫力が負けてしまったのだった。

童貞コオロギは先月末、前々日は鳴いていたのだが、翌日鳴かない日がありその翌日には豪快にひっくり返って逝っていた。童貞コオロギが逝ってからは触覚ないコオロギもばったり鳴かなくなってしまった。鳴きはしなかったがけっこう元気でひょこひょこ歩き回ってはいたのだけどやはりコオロギにとって十二月はボーダーのようだ。結局その後一度も鳴くことなく今日あえなく逝ってしまった。

私の当初の計画であれば、11月前半まで幼虫だったコオロギが現在も生きている予定だった(童貞コオロギの成虫での寿命が約三ヶ月)のだが、脱皮失敗という憂き目に遭い、結局なかなかどうして予定通りにはいかなかったわけだ。でも、いろいろ勉強になった。

来年の目標としては8月~10月あたりに幼令~最令の幼虫を捕獲、成虫からは単独飼育で11月からは室内の温暖環境下で飼育、年越しを目指す。

こちらのHPにコオロギの研究をしている大学教授の話が出ていた。
http://lequios.ti-da.net/e1162122.html
なるほど。うちも9~10月あたりまではほとんど4.5.くらいの環境だったな。来年はキャベツで徹底しよっと。もつし、傷まないし。